解明された!人参サポニン代謝物の驚くべき働き

【解明された!人参サポニンの驚くべき働き】

 

ある実験では、試験管に肝臓のガン細胞を入れ、高麗人参の有効成分である「人参サポニン」を加えると、1年後には正常に戻ったという報告があります。

 

また、人参サポニンが体内でどのように薬効を発揮するか、その謎が解明されました。

 

カギを握るのは「腸内細菌」でした。

 

体内の善玉腸内細菌は消化を補助したり、血圧や血糖値を改善するという重要な役割を担っています。

 

その腸内細菌がサポニンを分解し、その時にできる代謝物がガンに有効だったのです。

 

この代謝物は「M1」と名付けられました。

 

「M1」には、三つの著しい効果があります。

 

一つは、ガンの転移を抑えること。

 

二つめは、ガン細胞が殖えるのを防ぎ、死滅させる作用です。

 

さらに、三つ目は、ガンの発生を抑えることです。

 

この作用が解明されたことから、サポニン代謝物が製薬化されることも、期待されています。

 

しかし、まずは日ごろから高麗人参を忘れずに摂ることにしましょう。

 

(「高麗人参生活術」編著:薬学博士 長谷川秀夫 発行:NPO法人日本サプリメント臨床研究会 から引用)

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