【高麗人参を用いた腎臓病治療の有効率と副作用】
写真は、腎臓病の治療に高麗人参を用いた場合の、有効率と副作用についての結果です。
近畿大学東洋医学研究所・関西医科大学第一内科・国立療養所近畿中央病院で、腎臓病の患者58人について、ステロイド治療に高麗人参を併用した場合の効果を検討しました。
ステロイド治療群には酢酸パラメタゾンまたはジピリダモールを用い、高麗人参併用時にはプレドニゾロンを半量またはジピリダモールを4分の3にして高麗人参を併用しました。
治療開始から2年経過した結果を図に示しています。
ステロイドのみでは、有効率は50%でしたが、ステロイドと高麗人参を併用した場合、ステロイドの投与量を減らしたにもかかわらず、有効率は75%で、25%もアップしました。
また、副作用はステロイドのみでは特有の副作用が見られましたが、高麗人参を併用するとまったく見られず、高麗人参併用の有効性が示されました。
(「高麗人参生活術」編著:薬学博士 長谷川秀夫 発行:NPO法人日本サプリメント臨床研究会 から引用)
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