腸と高麗人参4

高麗人参中の有効成分であるサポニンは、消化管からはほとんど吸収されていないということが分かりました。

 

さらに、高麗人参の薬効は人参サポニンそのものではなく、人参サポニンが腸内細菌によってできる「代謝物」(つまり、腸内細菌が人参サポニンを食べ、そしてその排泄物)であると考えられます。

 

私たちが美味しいと言って食べているヨーグルトも、乳酸菌によって一度代謝されたものです。(乳酸菌が牛乳を食べて排せつしたものがヨーグルトなのです。)

 

一般に醤油やみそ、納豆、お酒などの発酵食品は、麹菌や納豆菌などそれぞれの細菌による代謝物です。

 

人参サポニンの腸内細菌による代謝物は、人参サポニン成分の違いにより、2種類あり、ジオール系サポニン成分から産生したものを「M1」、トリオール系サポニン成分から産生したものを「M4」と名付けました。

 

ラットの小腸で実験した結果は、ストレスなどによって、ホルモン異常をおこし小腸の絨毛(じゅうもう)が委縮したラットに、高麗人参を12週間投与すると、正常な状態とほぼ同じになりました。

 

高麗人参によって、小腸絨毛組織の型崩れが是正され、委縮していた絨毛が元の高さに近づく実験結果が出ました。

(「高麗人参生活術」編著:薬学博士 長谷川秀夫 発行:NPO法人日本サプリメント臨床研究会 から引用)

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